天皇即位のパレードの車って?祝賀御列の儀で使用される車種は?

社会

新天皇が即位される国事行事がたくさんありますが、つい先日も即位礼正殿の儀を終えたばかりですね。

その即位礼正殿の儀のすぐ後に行われる天皇即位のパレード(祝賀御列の儀)が台風19号の影響で遅れることになりましたね。

パレードでは専用の車を使用するそうで話題になっています。

  • 天皇即位パレードで使用される車とは?
  • 今回の天皇即位パレードで使用される車は?

などについて調べてみました。

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天皇即位パレードで使用される車とは

新天皇が即位される際の祝福のパレードが「祝賀御列の儀」です。

国内外に対して即位を宣言する即位礼正殿の儀に対して、祝賀御列の儀は国民と触れ合い直接祝福を受けられる場です。

このパレードの際、新天皇らはオープンカーに乗り、祝福を受けていきます。

このオープンカーが、今話題になっているのです。

天皇即位パレードでこれまで使用されてきた車は?

新天皇が即位される際に祝賀御列の儀は行われてきたということは、平成に変わる際にもパレードで車が使用されたということになります。

では、昭和から平成に変わる際にはどの車を使用したのでしょうか?

実は、平成になる際にはロールス・ロイス社製のオープンカーを4000万で購入して使用しました。

こうしたパレードで使う車は御料車と言われる皇室用の車の一種ですが、歴代使用されてきた御料車を調べてみました。

初代「ダイムラー・ランドレー」1912年~1927年

画像は同型車

1912年(大正元年)の大正天皇の即位時に、イギリスから輸入されたダイムラー社のランドラーが初の御料車です。

この当時イギリスは自動車先進国であり、日本とイギリスは日英同盟などで友好関係にあったことから選ばれたとされています。

皇室の色である溜色に塗装され、菊の御紋がドアに付けられたのみのシンプルなものでした。

ちなみに、この初代御料車の前は馬車が使われていました。

2代目「ロールス・ロイス シルバーゴースト」1921年~1936年

画像は同型車

1921年(大正10年)に御料車となったのは、高級車であるロールス・ロイス社製のシルバーゴーストです。

のちに虎ノ門事件で被災車となったのはこの2台のうちの1台です。

この被災がきっかけで、次の御料車には防弾装備がつけられるようになったとされています。

3代目「メルセデス・ベンツ 770グローサー」1932年~1968年

画像は同型車

ここで初めてドイツのメルセデスベンツを御料車とすることになります。

そこには満州事変や同盟解消など、イギリスやアメリカとの関係悪化が影響していると言われています。

この御料車から防弾装備がつけられています。

4代目「キャデラック 75リムジン」1951年~1961年

画像は同型車

大平洋戦争の影響により、敵国であるドイツ製ではなく、アメリカ製のキャデラックを購入することになりました。

5代目「日産 プリンスロイヤル」1967年~2004年

日本メーカーとして初めて御料車に採用されたのが、日産プリンスロイヤルです。

ほぼ手作りに近い品質管理や西陣織をふんだんに使用した内装の最高品質追求などもされました。

一般向けには販売されておらず、全部で7台作られました。

各国の要人の接遇や今上天皇の即位礼でも使用されました。

6代目「トヨタ センチュリーロイヤル」2006年~

標準車1両、防弾性能を強化した特装車2両、寝台車1両の計4両が納入されています。

センチュリーロイヤルは全長6,155mm×幅2,050mm×高さ1,780mmの8人乗りで、車両重量も2.92tという、国産のなかでもかなりの大型車両となっています。

内装には和紙や天然木が使われているほか、座席には毛織物、乗降ステップには御影石が使われるなど、日本らしさを大切にしていることが伺えます。

また、両陛下が手を御振りになりやすいよう、窓枠の位置やシートの硬さも工夫されているそうです。

こういった細やかな配慮が日本の真骨頂という感じがしますね。

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今回の天皇即位パレードで使用される車は?

御料車の中でも、パレードに使われるものはオープンカーである必要があります。

直近で使われたオープンカーは平成の祝賀御列の儀で使用されたもので、既に廃車となっています。

今回新車を準備することとなり、約30年ぶりのパレード用御料車と話題になっているのです。

内閣官房・内閣府・皇位継承式典事務局が検討した結果、新車購入(オープンカーに改造)の方針で固まり、トヨタ、日産、ホンダ、ロール・スロイス、ダイムラー(メルセデスベンツ)、BMWに打診しました。

その結果、最終的にトヨタセンチュリーとすることが決まったそうです。

今回の天皇即位パレードで使用されるセンチュリーはどんなもの?

今回使用されるのは国内だけでなく世界でも最大級の自動車メーカートヨタのセンチュリーを改造したものです。

トヨタのセンチュリーは約2000万円ほどする超高級車で、一台一台手作業で作られています。

天皇皇后両陛下が御乗車される標準車であるセンチュリーロイヤルは1台約5000万円ほどです。

今回のパレード用の御料車の予算は約8000万円ほどと言われています。

このセンチュリーをさらに架装し、パレード用として作られているのです。

パレード用に必要と思われるのは

  • オープンカー(周囲から見えやすい)であること
  • 安全装備が充実していること
  • 乗り心地がよいこと

などがあると思われます。

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天皇即位パレードの車まとめ

天皇即位パレードの車について調べてきましたが、いかがでしたでしょうか?

11月10日にはパレードがありますので、注目してみたいですね。

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